和彫りも日本の代表的な伝統技法の一つで、
手の力だけで押して彫ることで
繊細な線を得られる洋彫りとは対照的に、
金槌を用いて鏨(たがね)を進めていくため
書道の筆遣いのような力強い線を彫り込むことができます。
他にもそれぞれの彫りの差異で面白いのが、
洋彫りは外に向けて鏨を進めて行き、
和彫りは自分に向けて鏨を進めていくという点です。
鏨という刃物を遠ざけるか近付けるか、
そういった点でも東西の考え方の違いが現れています。